2000年10月ハンギョレ21 330号

[草の根通信] 青少年スター, 私達が出会う

[ 草の根通信 ] 2000年10月18日 第330号

ホンソン地域 青少年新聞の希望作り… 彼らだけの言語で地域文化を育てる


hangyore00330.jpg (17205 バイト)(写真/地域青少年スター登竜門打ち合わせをするTONEの編集会議)


縄跳び少女 ユ・ヨンア(ホンソン女子高 2年), ギタリスト シン・ヨセブ(ホンソン高 3年), 演技志望者 ソン・ソンヨン(洪JUKO 2年), プルム農高の ミミズ 農作業者 イ・スンギ ジュ・ハヌウィ チャ・ブヨン…. 彼らは、2万余人に達するホンソン地域の中・高等学生の間では知らない者がほとんどいない程、広く知らされた. いわゆる、ホンソンの青少年スターたちだ.

スター誕生には、言論という産婆があるようになっている. 彼らにも、青少年たちの声を込める、'ホンソン青少年新聞 ’があった. 隔週間タブロイド16面で発行される、地域の青少年たちの中に隠れた星を発掘し、‘地域青少年スター’として作っているわけだ.

ホンソン女子中 2学年 キム・チョンアさんも、これによって‘壁掲示板少女’として浮上した. 彼女は、耳下3cm以上髪を伸ばすことができないと制限している学校の階段の壁に、“わたしたちを全く同じ枠組の中に閉じ込めるな”という長文の抗議の壁掲示板を立て掛けた. だが、壁掲示板は2時間も経たない内に取り払われた. この学校が生まれて以来、初めての壁掲示板事件だったが、けなげな少女の勇気と主張は、容易にゴミ箱の中に投げ込まれた. ところが、同じ学校に通っている記者がこれを取材し、新聞の第1面カバーストーリーの‘n世代チャット’蘭に扱った. その後、チョンアの行動と主張に対する反応が降り注ぎ、彼女は学生達の記憶中に‘壁掲示板少女’として深く刻み込まれたのである.

この、発掘された青少年スターたちは、学校や道で容易に出会える友人たちの顔だ. 放送や他の新聞を通じて接する、加工された羨望される顔ではない. 新聞の編集・製作等に関する全過程におとなが直接的に介入することもない. “子供達が直接企画して、直接取材して書きます. 周辺の友人たちの話, 周辺の先生の話に容易に接することができるというのが、子供たちに多くの好感を与えているようです.” とは、編集作業を助けている ソ・ダレ(29・女)さんの話だ。 青少年たちの境遇で、彼らだけの言語と感覚で、彼らだけの話を込めたために、地域の青少年たちの反応を得るのだという話だ.

昨年10月10日に創刊され、創刊1周年を前にしているいままでただの一度も、隔週発行の約束を破らなかった. 35名の中・高等学生記者たちが編集会議と取材・記事作成、原稿整理などを引き受けてきた. 但に、ソさんが整理された原稿の編集を助け、12人の教師・市民が編集諮問をしてくれているだけだ. 新聞の紙面は、地域内の青少年の消息, 青少年の意見, 文芸作品, 教師たちの要請, 時事解説, 学習資料等で、多様に組まれている. ‘第3の教室’をかなりやり遂げているわけだ. その結果、ホンソン地域では、位置づけを確かに固めた. “青少年文化と世論を主導する”, “青少年問題解決の助けになる”, “青少年の価値を探すようにしてくれた”などの肯定的評価も絶えない.

当紙の今日があるのには、除くことのできないおとながひとり居る. まさに、発行人・イ・ボンヨン(52)氏だ. 韓国 地域新聞の嚆矢の<ホンソン新聞>の創刊メンバーでもあった彼は、はやくからYMCA青少年文化センターを運営して、‘青少年世論媒体’の必要性を痛感していた. “おとなたちの考えはあちこちにあふれているのに、子供たちの考えと主張はどこも聞き入れてくれるところがない”というのが、地域青少年新聞創刊の動機であった. 子供たちの考えを、学校の外のおとなたちが受け入れることができるように知らせるために、新聞を創刊したのである. 彼は、最近も、日曜日朝8時にホンソン駅に行く. 印刷された新聞が汽車に載って到着する日であるためだ. 彼は、新聞をクルマに移し換えて、中・高等学校をもれなく渡って新聞を配布する.


後援会員500人, その日を待って

(写真/TONEから発行された新聞)hangyore00330_12.jpg (60825 バイト)

ただで配布される1万部の新聞を製作する費用は、どのように充当するのか?. 毎月かかる600余万ウォンの経費は、広告費と後援会費, 英会話室収益金等で充当する. この中で後援会費が占める比重が最も高い. 創刊当時、数十人だった後援会員が200余名に増えながら、毎月200余万ウォンに達していた赤字規模が徐々に減って、先月からは赤字から抜け出した. 月1万ウォンの後援会費が500名分になったら、安定した製作基盤を揃えて地域青少年文化事業も活発に繰り広げる予定だ. 新聞社主催で家族のど自慢(5月), 漫画公募展(8月末), 青少年文学賞(10月)などを開いているのだが、今後は、これに留まらず、名実共に地域青少年文化を呼び起こすという、しっかりした夢を持っている.

さる10月14日, ホンソン青少年新聞創刊1周年行事が開かれた. 創刊を記念するために、すべての記者が動員(?)され、32面の創刊特集号も作った. キム・ギョンミ(ホンジュ高2年)記者は、飲食・新聞配達アルバイトの学生たちを訪ねた. 彼らが受ける社会的冷遇と偏見, ほんのわずかな報酬, 劣悪な労働環境などを現場取材した. イ・ウンジュ(ホンソン女子高1年)記者は、持ち物検査, 頭髪規制, 体罰 拒否を願う学生達の声を扱い, オ・ヨンア記者は、‘ティーンエージャーの率直な性の話’を、対談形式で綴った. ‘郡内高等学生 職業選好度 調査報告書’も目を惹いた. カバーストーリー(n世代チャット)に載ってスターになった学生達の後日談を収めた‘チャット報道 その後’は、この新聞の威力を実感させた. “どうです. これだけでも、おとなたちも青少年新聞を見て、考えなければならないのではありませんか.” 学生記者たちが吐く気炎は、爽やかだ. 問い合わせ 041-632-1318.


ホンソン=シム・ギュサン/ 忠南地域新聞協会 記者



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