2000年10月257号週刊東亜

社会/ソウルの道を占領した プラダ ヴェルサーチ…

第257号/2000.11.02


‘名品熱風’
消費心理 萎縮なんのその, 1兆ウォン台市場



wktga00257.jpg (22675 バイト)ドラマ‘ジュリエットの男’で チャ・テヒョンが担いで出てきた ルイ・ヴィトンのかばんはどこで買えるんですか?” “ジャン・ヒョクがミュージックビデオを撮影する時にかけたサングラスが非常に格好よく見えたので、買いたいですよ.”
最近、デパートの名品売り場やでインターネット ショッピングモールには、こういう問い合わせをする人々が多い. キム・フェソンのカルティエの時計や、コ・ソヨンのシャネルのハンドバッグが、一瞬のうちに有名になって売り場ごとに品切れ事態を成し遂げだことが、今はもうそんなに珍しく思うこともない. 一部富裕層の女性たちの専有物だった‘名品’が、今は誰でも持ちたくて, 持つことができて, 持つ物になったのである.

名品を好むけれど、高い価格のために、意気込んでひとつずつ揃えるというキム・ウンジョン氏(25)は、今年大企業に入ったニューフェース会社員. 彼は、今夏の休暇時にシンガポールを旅行しながら、普段欲しかった セリーヌのバッグをひとつ買ってきた. “一度に着飾って、その バッグを持って家を出る時は、本当に気分が爽快です. なにか、普段とは違う気分ですよ. 学生の時には、梨泰院で‘ジャカ’(名品をコピーしたにせ物)もたくさん買ったのですが, これからは、そのようなものは買わないようになりますね. わたしの月給に比較したらものすごく高い物ですが、惜しい気持ちは全くないですよ.”キム氏が話す名品の良い点は‘流行に乗らない堅固さ’ということ. しかし、実は、名品も流行に乗っている.

“デザインが気に入って購入するのだけど, かと言って、何年もそれほど使いません. 流行が変われば、また新しい商品を購入してみたくなるのです.”(会社員 パク・ヨンミ氏)“名品であるほど、より流行に敏感な製品が多いです. 結婚する時に買ったグッチの ハイヒールは1〜2回履いて、それから今まで、靴箱の中にしまいこんでいます”(主婦 イ・ミョンウォンさん)と話す人々も少なくない.


流行に乗らなくて、堅固で実用的?


高い物だと、毎日それだけを使うこともなくて, まったく飽きないということでもないのに、人々は何故大金を惜しまずに、こういう名品を買うのだろうか. これに関して、精神科専門医 キム・デジン氏は“人々は高価な物を所有することによって、人より優位にあるという満足感を得る”と説明する. 人々は物の消費を通じて、正体と実体性を新めて、自身の存在を認められようとするという、キム氏は“一流になりたいという欲望を、最も難無く充たすのが、まさに物を買う行為だ. 名品をひとつ持てば、あたかも自身の全部が変わることができるという錯覚をするようになる”と話す.
会社員や学生たちまでがお小遣を貯めて名品を購入している現象, ソウル 胛鴎亭洞 ギャラリア百貨店名品館の売上げが、この10年間(IMF時でさえ)、一度も減ったことがなく、デパートのみだけではなく、既存の市場、ショッピングモールにまで名品館が入っている今の現象は、多分に‘名品熱風’と呼ぶに値する. 業界が推算する名品ブランド製品の市場規模は1兆ウォン, 名品をそのままコピーした複製品市場も5000億ウォンに肉迫することが知られている.

東大門 総合ショッピングモール ミリオレ地下2階の輸入専門売り場で会ったある商人は、“最近は、高校生のお客さんも多いです. 最近、他の階の売り場では売上げがかなり減ったのに、輸入売り場は着実に商売がよくなっています”と話す.

斗山タワーの地下輸入品売り場は、東大門ショッピングモールの中で、最も盛況な所だ. 全体で200余の売り場の中30余箇所で輸入名品を取扱う. 30〜40代の主婦たちと職場女性, 日本の旅行客, 遊興業所従事者たちが主な顧客だったが、最近では20代の会社員たちと学生まで、楽しみに訪れる. 斗山タワー マーケティング本部の チェ・グンシク次長は、“景気沈滞で、消費心理が萎縮したが、名品に対する購買欲求はむしろずっと高まりました. 今春以後、売上げが大きく増加する趨勢なので、来年の再契約時には、名品売り場をもっと増やす計画です”という. こちらでは、デパートでは130万ウォン程度するプラダ ボーリングバッグが 90万ウォン, 80万ウォンのグッチ ハンドバッグが55万ウォン程度で売られていた. 店主たちがバイヤーを通じずに、直接外国に出て購入してくるために、デパートより安い価格で売ることができるという.

三星経済研究所 チェ・スンファ研究員は、私達の社会の‘名品選好’に関して、“上流層の‘区分指向’と中産層の‘模倣指向’が作りだした合弁品”と、分析する. “富裕層の若者達にとって、名品は自分たちを他の階層と区分する手段なのであるが、それに反して, 中産層と若い学生達には、そのブランドが持っているイメージに魅惑される. 特定の商標が持つイメージを持ってきて自身を表現したいという欲望に, 分に合わない過消費をしたり、模造品を探す現象が行われる.”


名品売り場 会社員, 学生達 足を惜しまず


‘オレンジ族’‘ガレリア族’を誕生させた、韓国ファッションの中心街 チョンダム洞 名品通りと2車線路の間の所には、‘ガレリア族’を夢見る人々のための‘名品スキ間市場’が入っている. 名品を真似て作って売る‘名品コピー ファッションショップ’, いろいろなブランドの海外名品を一ケ所に集めて割引販売する‘名品マルチショップ’, 中古名品を買って売る‘中古名品ショップ’まで…. この通りは‘名品族’と似たグループに属したい中産層, 実用主義路線を堅持した20, 30代の質実派会社員たちが楽しんで訪れる所だ.
雰囲気は名品であり、また、価格は国産ブランド水準の名品コピーファッションショップには、アルマーニの男性用正装と全く同じように作ってくれという顧客の注文が入る. オーダーメイド正装を主に取扱う ‘モニク アンド マイル’は、最近、新聞に紹介された後、売上げが30%以上増えた. カン・ソンヒ デザイン室長によれば、顧客たちは、外国雑誌やデパートの売り場でデザインを見てきて、そのまま作ってくれと言う. “高級生地を使って、全く同じに作るために、真品とほとんど差がありません. オーダーメイド服だと、からだにもよく合って、顧客の満足度が高いです”という.

財布が軽い人々と学生たちは、梨花大前, 梨泰院をまわって、より値段が安い‘名品’を求めるために、足を惜しまない. 梨花大前で会った 女子高生 イ・ジヨンさん(17)は、“最大限似ていて、安ければそれでいいじゃないですか, ねえ”と話す. 彼らが本当に必要とするのは、長い間の伝統と飛び抜けた品質のシャネルでもプラダ製品でもなく, それが持っている‘イメージ’と‘パワー’である.


<シン・ウルジン記者 happyend@donga.com>

インターネット名品市場は専門ショッピングモール 爆発的な成長

ちょっと前まで、名品を購入する場所は、デパート名品館や華麗なインテリアの直営店, 外国旅行関係者の出入が可能な免税店だけだったが、今はもはや、インターネットを通じても難無く名品に接することができる. サイバー空間もやはり私達の社会にまき起こった名品熱風の例外ではなく, グッチ, プラダ, アルマーニのような輸入名品だけを販売する専門インターネット ショッピングモールが続々登場している.
有名デパート等の場合, それ自体がインターネット名品館を運営しながら、オフラインの高級イメージをオンラインに連結させる. ガレリアデパートが 運営する ‘ルイジ ドットコム’(www.LouisG.com)は、VIP会員専用のショッピングモールを標榜する. 加入費だけで10万ウォン, 一般人の想像を跳び越える高価品が主流をなす. 現代デパート(www.e-hyundai.com)と、新世界デパート サイバーモール(www.cybermall.co.kr)の名品館たちも、高い成長率を記録している.
中古名品及び新製品を販売するインターネットサイトも旋風的な人気を呼んでいる. ‘ユーズド マート’(www.goodimport.co.kr) ‘ロデオモール’(www.rodeomall.co.kr) ‘アイ ラグジュアリ’(www.iluxury.co.kr) ‘ラグジュアリ グッズ’(www.luxurygoods.co.kr) ‘ファッション バイ’(www.fashionbuy.co.kr) などのサイトでは、流通マージンを大幅に減らし、比較的低廉な価格で名品を購買できる機会を提供している. 毎日400〜500名の顧客が訪問して、1ケ月の売上げが億ウォン台水準に達するサイトも少なくない. ‘ルイサモ’(ルイ・ヴィトンを愛する人々) ‘ラブ シャネル’‘カモサ’(フェラガモを愛する人々)という名前の名品マニアクラブも作られている.
主にインターネットを通じて名品を購入するというあるネチズンは、“名品を見ようとしても、売り場の華麗さに臆してしまい、見ることもできなくて出てきた経験が多かったんです. 途方もない価格のために、複製商品に満足していた人々が自然にインターネットサイトに引きつけられています. オークションや中古製品をよく注意深くみれば、安い価格で名品を手に入れることができます”と話す.



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